September 2020  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

大学生の内定率 過去最低に について考える

大学生の内定状況が厳しいことになっています。

リーマンショック後も、さすがに企業もバブル崩壊後の反省があるから、新卒採用を絞りきってしまって、また後々困ることになるのも問題なので、氷河期レベルまではいかないだろうと思っていました。

どうも、そうも言っていられない状況になっているようです。

大学生内定57・6%、過去最悪に」(YOMIURI ONLINE)という記事から。
 来春卒業予定の大学生の就職内定率(10月1日現在)は、前年同期を4・9ポイント下回る57・6%だったことが13日、文部科学省と厚生労働省の調査でわかった。
 現在の方法で統計を取り始めた1996年以降、最悪で、景気の先行きが不透明な中、学生の就職事情は一段と厳しくなっている。(後略)

もちろん、大学が増え、学生の数が増えていますから、内定率の母数が増えているというのはあります。
だからといって、学生の数がを減らしても、内定率は上昇しても、問題は解決しません。
学生になれなかった彼らはさらに厳しい状況になっているでしょうから。

氷河期世代や今の学生さんほどではありませんが、私もバブル崩壊直後に就職活動をして、「なんじゃこれは?」と思った年代です。
当時はハガキで入社案内を請求していましたが、何通「今年は採用なし」の返事をもらったことか。もちろん、なしのつぶての企業もありました。

ただ、バブルの崩壊から氷河期と呼ばれる頃まで、少しタイムラグがありました。
よく、バブルの象徴としてジュリアナ東京の映像が流れたりしますが、それは誤りで、ジュリアナ東京のオープンは91年でバブル崩壊直後。一番盛り上がっていたのは93年ぐらいではないでしょうか。

それはともかく、今回は、新卒採用に影響を及ぼすスピードがかなり速いと感じます。
ここしばらく続いた好景気は、ぎりぎりのところでやってきた好景気ということでしょうか。景気は良かったが、弱かったと。

エコカー補助金が終わり、エコポイントが縮小し、これまでの景気刺激策が終わろうとしていますが、そのような補助金だったり、あるいは減税だったりよりも、一番の景気刺激策は雇用であると言われることがあります。

学生への指導や、情報提供を強化するのもいいのですが、そもそもの雇用が増えないことには、問題は解決しないですよね。
ならば、もう優秀な新卒者が就職ではなく起業するように、政策的にリスクを軽減して、それで雇用も増やすようなことを考えてもいいのではないでしょうか。

comments

本当に起業しなくとも、起業家精神があれば、かなりの企業が興味をもつように思えます。

人事の友人も「企業の求める人材像は無い物ねだり。現実問題、こんな人材は皆起業しちゃう」と言ってました。

ただ、某大学某キャンパスで起業家教育を受けた新人が、仕事の実力も人間力もないのに一人前の(というか大幹部のような)口をたたいて、周囲とうまくフィットできない姿も結構見ましたが…。

  • ヒラリー
  • 2010/11/25 12:12 AM

アメリカなら、大学で優秀な学生ほど起業するというイメージがありますが、日本では優秀な学生ほど官僚や大企業を目指すような気がします。

  • kange
  • 2010/11/27 12:24 PM
twitter    

trackback

pagetop