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イギリスで大学学費値上げ反対のデモが一部暴徒化 について考える

以前、「北海道内の7国立大学長が交付金削減反対の共同声明について考える
というエントリーの中で、声明やデモなどの各種のアピールにどれほどの効果があるのか疑問だということを書きました。

また、それが「衝突」や「暴動」にまで発展すればまた話だとも書いています。

まさに、その「衝突」や「暴動」がイギリスの大学の学費値上げに反発する学生・教職員たちによっておきているようです。

英大学学費値上げでデモ、一部暴徒化 与党本部乱入も」(CNN)という記事から。
 ロンドンで10日、キャメロン政権が計画する大学の学費値上げに反発する学生、教職員らによる抗議デモが発生、一部が暴徒化し与党第1党の保守党本部が入るビルに乱入、屋根に登って物を投げたり、窓ガラスを割ったり、壁に無政府主義的な字句をスプレーで書き付けるなどの騒ぎが起きた。(後略)

上限3290ポンドから9000ポンドに、3倍近く引き上げるとのこと。
9000ポンド≒120万円ですから、日本の大学と比較しても高いですね。

日本も、私が受験した1990年は、国立大の授業料+入学料が55万円程度だったかと思います。
現在は、80万円を超えていますから、随分と高くなりました。
さらに言うと、私が生まれた頃は、1万6000円と、今から考えるとタダ同然。
もちろん、物価も違います(大卒初任給が4万円ぐらい)が、40年の間にこんなに値上がりしたものってあるんでしょうかね。

記事によると「上限」ということですから、実際どの程度の学費に設定されるのかはわかりません。
それでも、いきなり3倍というのも、ちょっと異常。
抗議をしたくなる気持ちはわかります。

現在、ヨーロッパ内では、教員・学生の流動性を高める動きにあると聞いていますが、ということは、各大学ともある意味競争関係が増してくるとも言えるはずです。

いきなり、学生が海外へ流出ということになってしまわないのでしょうか。

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