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室蘭工大 女子寮建設へ について考える

女子の大学受験者が急激に増えた時期、ちょうと短大から4大への移行の時期でもあって、人気のある学部系統はみんな女子受験生に人気のある系統だったなんてことがありました。

若者の理系離れなどと言われていますが、以前から理系には女子が少ない。
農学部や薬学部などは比較的女子にも人気のある系統ですが、理工系となるとさっぱり。

ということで、女子学生を集めようと、各大学ではいろいろ考えています。

学生に快適生活を提供―室蘭工大が女子寮建設へ」(室蘭民報)という記事から。
 女子学生の入学者増対策として、室蘭工業大学(佐藤一彦学長)は18日までに、女子寮を設置する方針を固めた。規模は数十人程度を想定しており、来年夏の入寮を目指す。同大では「女子学生を増やすため生活環境の整備が必要」と判断。既に、女子学生を対象にしたアンケート調査を実施。要望などを取り入れて、具体的な女子寮の概要を決めることにしている。(佐藤重伸)

これが、都内の工業大の話であれば、「女子受験生が集まらないのは本当に住まいの問題なの?」と疑問を投げかけたくなるところです。

しかし、室蘭です。
おそらく、地元北海道出身の学生でも実家からは通学できないケースも多いでしょう。
そういう意味では、「寮がある」というのは結構大きな問題なのかもしれません。

新たなニーズを掘り起こすための施策ですから、単に「女子学生寮を作りました」で終わらせるのではなく、費用やセキュリティ面など寮として最低限のメリットだけではなく、もう一歩進んで、ソフトウェア面でのメリットも作り出したいところです。

以前、「学生寮、不況で復権 について考える」というエントリーで、自治体が運営する郷土出身者の寮の可能性について書きました。
同じようなことが、女子に限定した寮にも言えるかもしれません。
例えば、女性研究者を招いての勉強会だったり、OGを招いての就職活動報告会など、面白いことができるのではないでしょうか。
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