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岩手大教育学部:先生の卵、苦手な理科の克服へ実験用テキスト について考える

子どもや若者の理科離れが言われるようになって久しいが、同時に「大人だって理科離れしてるじゃん」というのもセットで語られるようになってきました。

小学校の先生も理科が苦手だというのも、いくつかの調査で見たことがあります。

中学や高校の先生であれば、理学部出身のバリバリ理系の先生もいるでしょうが、小学校の先生の場合は多くが教員養成学部出身なわけで、どちらかと言えば文系に偏っていることでしょう。

岩手大教育学部:先生の卵、苦手な理科の克服へ 実験用テキスト作成 /岩手」(毎日.jp)という記事から。
 ◇現場の教員「負担軽減、うらやましい」
 理科が不得意な小学校教員が増えている中、岩手大教育学部が「先生の卵」の時から苦手意識を克服させる取り組みを始めている。小学校教員養成課程の授業で使う理科の基礎的な実験用テキスト=写真=を作成し、今月から授業で活用している。すぐに応用できそうな分かりやすい実験マニュアルやカリキュラムが満載で、現場の教員からも「負担軽減になる」「うらやましい」との声が上がっている。【狩野智彦】(後略)

現場の教員の「負担軽減になる」「うらやましい」というのは、本音かもしれませんが、子どもたちを教える立場としては、「う〜ん」という感じではあります。
子どもが「理科が苦手。どうして勉強しないといけないの?」と言われた時に、「苦手でもいいよ。大きくなったら、こんな対処の方法があるから」と言うわけにもいかないでしょう。

それでも、教員が苦手だからといって、子どもたちから遠ざけるよりはまだマシということでしょうか。

今思えば、小学校で習うことは、中学、高校よりも教科の垣根が低かったと思います。
社会科でも、家庭科でも、図工でも、理科に興味を持たせることができるはずです。
今でも覚えているのは、国語の教科書に載っていたアルフレッド・ウェゲナーの大陸移動説や、ミツバチの8の字ダンス。
南アメリカ大陸と、アフリカ大陸が、ぴったりと合致するというのは、なかなか衝撃的な話でした。

せっかく、教科書でそんな配慮がなされているのですし、小学校は担任の先生がいろいろな教科を教えるのですから、教科間で授業内容を連携させるようなことがあってもよいのではないいはず。

一人では荷が重いかもしれませんが、各先生方で知恵を出しあえば、国語の実験や、音楽の実験などもできるのではないでしょうか。
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