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龍谷大:鳥取県と就職支援協定 について考える

地元志向が強くなっていると言われ始めてどれくらい経つでしょうか。
今年度入試で、早稲田大が志願者数日本一の座を譲りましたが、地方からとりあえず受験するような層がいなくなったからだとも言われています。
今は、全国区と言えるような大学はどれくらいあるでしょうか。
早稲田大でさえ、「関東の大学」になっていないでしょうか。

地方から学生を集めるというのは、費用対効果のことを考えると、なかなか難しい時代になっています。

龍大、鳥取県と就職支援協定…地元志向学生支える」(YOMIURI ONLINE)という記事から。
 龍谷大(京都市伏見区)と鳥取県は14日、同県内の企業への就職支援を中心とする協定を締結した。大学側は、地元志向を強めている学生へのサポートを強化し、同県は学生にUターンを促す狙い。自治体と他県の大学が、就職支援を主な目的とした包括協定を締結したのは全国で初めて。(後略)

鳥取県は、地元に大学も少なく、基本的には流出県。
大学進学で若者が流出し、彼らが帰ってこなければ、どんどん地域の力が落ちていきます。
学生に対して、地元のことを意識させることができるということで、鳥取県にとっては、意味のある試みです。

ただ、大学にとって、県と連携しなければできない、ということでもなさそうな気がします。

龍谷大は西本願寺が母体となっており、全国に同系列の高校があります。
全国から学生を集めやすい環境にはあるでしょう。
一つひとつ自治体と協議するのでは、それも大変です。

地方出身の学生達を、大学の地元や都市部に送り出すだけでなく、地元にちゃんと戻すことによって、継続的にその地方からの評価を得るという考え方もあるでしょう。
であれば、戦略的に、地元に戻すということも考えてもいいはずです。

入学した段階で、その地方出身者を学部を問わずグループ化して、先輩などともつなげて、その後の就職活動でも活用できるネットワークを作るといったことも、有効なのではないでしょうか。
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