「逆張り」という言葉がありますね。
もともとは株の世界の言葉だと思います。
みんなが「売り」いう時に積極的買い、上がってきたところで売るという手法。
リスクは大きいが、利益も大きいですね。
株だけじゃなくて、人生の選択においても逆張り思考で考えてみてもいいのではないかと思います。
『
増やせ!理系女子 大学が知恵絞る』(IT media)という記事から。
女子高生が「ロケットの夏」──依然として少ない理系女子を増やそうと、大学が女子中高生を対象にしたサマースクールを各地で開いている。
最先端の科学や技術に興味を持ってもらおうと、この夏、女子中高生を対象にしたサマースクールが各地で開かれている。理科離れがいわれ、とりわけ理系への進学を敬遠しがちな女子。科学への夢をはぐくんで進路選択の幅を広げてほしいと、ロケット打ち上げや体験合宿など、大学側が知恵を絞ったプログラムを準備している。(中曽根聖子)
先進国最低レベル
サマースクールでオシロスコープをのぞき込む女子高校生ら=東京都文京区の日本女子大 「アー、アー、イー、イー、ウーッ」「声を変えてみると、画面の波形と周波数が変化します」
これは私立女子大で唯一、理学部をもつ日本女子大学で2日から始まったサマースクールの1コマ。音を電気信号に変換して波形を示すオシロスコープを前に、十数人の女子中高生が楽しそうにマイクを握る。
9日までの期間中に用意したのは「クレオパトラの美容術」「低温の世界ーバナナで釘を打つ」など17講座。いずれも最先端の科学に親しんでもらおうと、教授陣が工夫を凝らした内容だ。
秋田大学が女子高校生向けに開くのは「ロケットガール養成講座」。この夏、東京と秋田の2チームが大学生の指導を受けながら、高度400メートルまで打ち上げるロケットと搭載機器を製作中だ。
横浜市内の高校で作業に汗を流す東京都内の高校2年生は「自分でロケットを作るなんて一生に一度しかできない経験。19日の打ち上げの瞬間が今から楽しみ」と声を弾ませる。
ロケットガール養成講座で、折り畳み傘で作ったパラシュートを広げる高校生=横浜市の横浜桜陽高校 秋田大ものづくり創造工学センターの秋山演亮(ひろあき)助教は「彼女らの生き生きとした姿をネットを通じて発信することで、全国の女子中高生に科学への関心を深めてほしい」と、狙いを説明する。
このほか、文部科学省が進める「女子中高生の理系進路選択支援事業」の一環として、信州大、東京農工大、山梨大などが女性科学者による講演や実験、体験合宿などを夏休み期間中に実施する。
その背景には、依然として理系に進む女子生徒が少ない現実がある。理系学部(理・工・農)に占める女性比率はわずか16.3%(平成17年)。女性研究者にいたっては全体の約1割と先進国の中で最低レベルだ。「少子化と理科離れが進むなか、大学側には科学者の卵となる優秀な人材を確保したいとの思惑もある」(文部科学省)
確かに理系学部に進む女子は少ないですね。
女子が少なくて面白くなさそうだからという理由で、文系に進む男子もいるくらいです。
なぜ少ないのしょう。
生物学的な差があるという話は聞きません。
となると、文化的な差ということになります。
1つは、やはり、長い間、企業において、女性の役割が事務補助的な仕事に限定されていた、ということは大きいのでしょう。
ここでは、理系学部に進むメリットがないですから。
理系学部を卒業して活躍するというイメージが持てないということになります。
もう1つは、上の原因とも重なりますが、小さい時から、理科や算数が得意な女子が評価されない、ということはないですか。
親も、理科や算数ができることよりも、もっと他の女の子らしいことができることを喜んでしまってしまう。
そこから、せっかくの才能と興味があっても、どんどん理数から離れていってしまうんではないでしょうか。
素直に、できることをほめていけば、先入観なしで興味を持てるのかもしれません。
そういう意味では、スーパー・サイエンス・ハイスクールでは、女子の理数との距離を縮めるということはできないということになります。
(もちろん、そんな環境の中でも、理数に興味を持ったという女子を、さらに伸ばすことができますので意味はあります。)
まず、教える側の女性を増やすことからはじめないといけないのかもしれません。
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