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京都大:4月からiPhoneへ講義を配信 について考える

発売当初は、想定されていたほどの勢いはなかったiPhoneですが、ソフトバンクの販売プランの効果もあってか、広まってきているみたいですね。
twitterの普及も、iPhoneの普及と連動しているような気もします。

今度出るiPadも、教育の現場で使えそうな期待感がありますが、その前にiPhoneを使った教育というのも、すでにいろいろ試されています。
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京都大では、講義の配信を始めるようです。

京大講義、iPhoneで 4月から19講座で試行』(47NEWS)という記事から。
 京都大は11日、学生が携帯端末「iPhone」を使って講義を視聴できるシステムを開発したと発表した。ことし4月から大学院情報学研究科情報教育推進センターの19講座で試行する。

 同センターでは「空いた時間を有効活用してもらえれば」としている。将来的には社会人向けの授業に応用することなどを検討している。(後略)

京都大のサイトでは、該当するリリースは残念ながら探せませんでした。

わざわざ「iPhone」に限定して記述されているということは、端末側に何かしらのアプリが必要なのかと思いましたが、どうやらそういう仕組みではなさそうです。
特定のサイトにアクセスするということですので、ブラウザさえあれば端末は問わないのではないでしょうか。
また、授業中に配布されたレジュメも閲覧可能ということですが、それだとiPhoneの画面では、ちょっとキツくないですか?

ならば、なぜ「iPhone」なのか?
京都大キャンパスには、有線・無線を問わず、ネットワーク環境が整備されていないなど、iPhoneでなければならない理由があるのでしょうか? 
もしかしたら、学生に配布する端末は企業から提供されていて、その会社への気遣いだったりするのでしょうか?(まあ、邪推ですが)

録画したものを公開するならYouTubeでもいいですし、今後ライブ中継なども考えているのであればUSTREAMを使った方が、単に履修登録した学生の復習で終わらせるのではなく、誰でも閲覧可能になって広報としても使えるのではないかと思います。
ただ、そうなると、レジュメまで閲覧可能な状態だと、今度は著作権の問題なども出てきますね。

また、教室の中でやった講義をそのまま配信するだけでは、受け手にはなかなか伝わらないような気がします。
サイバー大学でも、そんなことをおっしゃっていました。
そういうことも含めて、とりあえず「復習用」ということなのでしょう。
(逆に言うと、教室内では、配信して伝わるような授業をやっていてはいけない、ということでもあります)

まだ、試行ということですので、これからいろいろと研究されていくのだと思いますが、システムの技術面だけではなく、FDというか教授法を考えるよい材料にもなるのではないかと思います。
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