-
国立大の4割が講義をデジタルアーカイブ化 について考える
-
大学教育ブログランキング | 2009.10.31 Saturday 23:59オープンコースウェアという動きがあります。
マサチューセッツ工科大学が最初だと思いますが、大学で開かれている講義とその資料をインターネットを通じて誰でも利用が可能な状態にすることです。
学生と同じように学ぶことができる、ただし単位や学位は貰えないということで、このオープンコースウェアは、大学が学費を払っている学生に対して提供するものとは何かという根本的な課題に触れることにもなります。
オープンにするかどうかは別にして、国立大の4割では、何らかの形で講義をデジタルアーカイブ化しているそうです。
『国立大学の4割が講義をデジタルアーカイブ化--文科省調査』(CNET Japan)という記事から。文部科学省は、全国の国公私立大学におけるIT化の整備状況を調査し、「平成20年度学術情報基盤実態調査」としてまとめた。
調査によると、学内LANを整備している大学は全体で99.1%。このうち77.3%が1Gbps以上の回線を整備しており、69%は無線LANを導入している。
また、講義をデジタルアーカイブ化しているのは全体の21.7%。国立大学では40.7%が実施している一方で、私立、公立はそれぞれ19.8%、14.7%と国立の半数を下回ることがわかった。(後略)
問題は、デジタルアーカイブ化したものをどう使うか?ですね。
日本にも、オープンソースウェアコンソーシアムがあって、そこには東京大をはじめ、北海道大、筑波大、東京工業大、名古屋大、大阪大、京都大、九州大といった国立大も名を連ねています。ただ、MITのように全ての講義をというわけではありません。
フルオープンにしなくても、まず学内でオープンにすれば、いろいろと使い方はありますね。
講義に出席した学生の復習用、あるいは講義に出席できなかった学生が追いつくために視聴する。
そこまで、リアルタイムにアップはされていないんじゃないかな?とは思いますが、まずはこのような使い方ができます。試験前にまとめて見るという使い方も想定されますが、それはそれでいいのではないでしょうか。
講師が、自分の講義を振り返ることもできます。
学生が自分が意図している通りの反応を示しているかを検証したり、授業評価で指摘されたことを確認したりできます。
また、授業評価で評価の高かった授業を、あらためて皆で視聴して議論するなんて使い方もできます。
授業を聞いている学生がその場でコメントを打ち込んで、そのコメントを、ニコニコ動画のように講義の映像に同期させてみると、学生に対しては授業に集中させる仕掛けになり、その後で検証するときの材料にもなりそうな気がします。 -
Comment
-
Trackback
- http://univlog.jugem.jp/trackback/1199







