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予備校の授業を県立高校内で、について考える

秋田県、予備校の授業を県立高校内で 県が導入検討』(asahi.com)という記事から。
 進学塾などにかかる保護者の負担を軽くするため、秋田県は、県立高校内などで大手予備校の授業が受けられる態勢づくりを検討し始めた。学校での通常授業とは別に、校舎内で予備校の授業ビデオを流す方法を想定している。

 寺田典城知事が8日、秋田市内で開かれた市民との会合で、「塾に行かなくても済むよう、準備を進めていく」などと考えを示した。

 県教委高校教育課によると、県内では秋田市内を除くと十分な数の予備校がなく、進学希望者が多い高校では、授業とは別に講習などを実施している。

個別の高校では、土曜講座として、予備校の授業ビデオを放映したりするケースは多いようだ。
高校としては、生徒や保護者には「塾や予備校に頼らなくても、本校で進路の面倒を見ます」というのが、売り文句のひとつになるのだろうが、自分たち自身が予備校に頼らざるを得ないというなんとも皮肉な結果になっています。

まあ、このこと自体は、高校の授業では全てまかないきれない上に、十分な塾や予備校がないということなら、止むを得ないような気はします。

でも、ビデオを見る程度の学習なら、地元に塾や予備校がなくても、生徒が個人的に通信教育や、参考書などの自学自習でも何とかなるような気がします。

不明な点を質問できるわけでもなく、また、生徒の状況に合わせて指導を変えることもできないビデオ教材でどこまでできるのだろうか、という心配があります。

予備校や塾などの強みは、もちろん受験に合わせた教科の対策もあるのですが、それと合わせて、蓄積された情報とそれに基づいたカウンセリング(チュートリアル)にあります。

その恩恵を受けることができないビデオ授業にあまり期待はしない方がいいのでは?

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