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授業でbe動詞や単純な割り算、大学の小学校化が深刻 について考える

「リメディアル教育」といった言葉が流通し始めたはいつ頃だったでしょうか。
リメディアル教育学会の発足が2005年ですから、2000年前後ぐらいでしょうか。

「medi」という言葉が入っている通り「治療」といった意味合いが含まれています。
「補習教育」と訳されることもありますが、本来の言葉の意味を考えると、「補修教育」でもいいのかもしれません。

これまでにも書いていると思いますが、こういう状況に対して、
「そんなものが必要な学生は大学に来なくてよい」
「そんなものが必要な大学は潰れてしまえ」
というコメントが多く寄せられるかと思いますが、そんなコメントには意味がありません。
なぜならば、「それで、この若者たちはどうするの?」という視点が抜けているからです。
誰が面倒を見るのでしょう?。捨てておくのでしょうか。結局、社会的に面倒を見るということは、社会的にコストをかけるということです。その肩代わりを大学がやっているだけのことです。

大学の小学校化が深刻…授業でbe動詞や単純な割り算、大学も定員割れ激増で必死(BusinessJornal)という記事から。
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大学の成績は1年次で決まる? について考える

学生時代、ある企業の役員面接で「成績悪いけど、勉強してたの?」という質問を受けたことがあります。

そこそこ経験を重ねてきた今なら、「学年ごとのAの比率を見てください。学年が上がるにつれAの比率が高くなっています。少し時間はかかりますが、結果は出せるというところを評価してください」ぐらいのことは言えますが、若き日の私は、オロオロしてしまいました(そもそも、そんなに成績が悪いとも思っていなかったし)。

私の場合、成績が上がったというより、大学での学習に慣れただけというのが実感でしたが、そうやって成績が伸びる学生は、少数派だという調査結果があるようです。

大学成績 1年で決まる? 卒業時と一致 東京理科大調査(毎日新聞)という記事から。
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大学の授業内容は誰が決めるのか について考える

高校生の頃、「大学に行ったら時間割は自分で作るんだよ」と、聞かされていました。
確かに、自分で履修科目を決めて登録するのですが、いったい何を決め手に考えればいいのか、さっぱり分かりませんでした。

今はシラバスがありますから、その授業で何をするのかという情報は揃っていますが、私の頃は科目名とわずかな授業概要から決めなければいけませんでした。
「何を」についてはある程度分かるのですが、「どうやって」についての情報はほとんどなかったですね。

大学の先生に突撃! 授業内容って誰が決めているの?(マイナビニュース)という記事から。
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中国で偽大学400校 について考える

3年近く前になりますが、こんなエントリーを書きました。
中国、偽大学150校以上がネット上で学生募集 について考える
「当局も取り締まりに乗り出した」というニュースですが、どうやら、増えているようです。

見つけてしまえば、閉鎖させるのは難しいことではなさそうですが、摘発するのが追いつかないぐらいたくさん現れて、いたちごっこになっているのでしょうね。

中国で偽大学400校 ネットで架空証書も発行(産経ニュース)という記事から。
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東京工業大に、文系の達人集う について考える

1991年の大学設置基準の大綱化以降、各大学が4年間の教育課程を自由に編成できるようになりました。

私が、大学の周辺で働きはじめたのが1994年ですが、その頃は「低学年次から専門の勉強ができる」ということが売り文句になっていました。

一方で「専門バカ」なんて言葉もあったりして、教養の復権の声も大きくなってきています。

東工大、集う文系の達人 中島岳志氏・磯崎憲一郎氏ら次々教授陣に 教養重視の伝統(朝日新聞)という記事から。
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駅弁大学とは何か? について考える

「駅弁大学」という言葉があります。
旧帝大でもなく、芸大や外大など専門性の高い大学でもない地方国立大のことを差していますが、おおよそ蔑称です。

この言葉、大学業界で働きはじめるまで、私は知りませんでした。
たぶん、地元の三重大が、駅弁も売っていない小さな駅から徒歩15分以上かかるということで、あまり「駅弁」のイメージがなかったからなんでしょうね。

駅弁大学とは何か?(ビーカイブ)という記事から。
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千葉大:学生が共働き家庭の現状を学ぶ子育てインターンを実施 について考える

私の実家は家で商売をしていましたので、小さい頃は気にも留めなかったのですが、自分が親になってみると、何かと保護者が学校に出向く機会が多かったり、家庭訪問があったり、基本的には専業主婦が当たり前の頃の習慣だよなぁと感じます。

もちろん、授業参観・学校公開が土曜日に設定されていたりして、学校側も変わっているようですが、今度は学校・教員側の負担も増えてしまいますから、一方で、子育てのために、柔軟な働き方ができる環境も、もっと必要なのでしょう。

千葉大、学生が共働き家庭の現状を学ぶ「子育てインターン」を実施(リセマム)という記事から。
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インターンシップを単位認定する大学、初めて7割超える について考える

私の学生時代は、インターンシップという制度はありませんでした。
(あったのかもしれませんが、私の周りには、なかったですね)

私は実家が個人経営で商売をしていましたので、「働くこと」は身近に見てきたのですが、逆に「組織の中で働くこと」についてのイメージがまったくありませんでした。
今思えば、大学時代のアルバイトは、卒業後の働き方もイメージして、選択すれば良かったかな、と思います。

そこから比較すると、今の学生は、恵まれた環境だといえそうです。


インターンシップを単位認定する大学、初めて7割超える(産経ニュース Benesse教育情報サイト)という記事から。
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視覚障害「授業ダメなど不当」岡山短大准教授が提訴 について考える

このブログでは、何度か障害のある学生に対する支援について取り上げてきました。

非常に手厚くサポートをしている大学もありますが、なかなかそれが表面には出てきません。
対応には限界があるため、「サポートのしくみがありますから、障害のある方も来てください」とアピールしづらいということもあるのではないかと思っています。

ただ、よく考えてみると、障害を持っているのは学生ばかりとは限りません。
教職員が障害を持っている場合もあり得ますが、その点はあまり話題になりませんね。

視覚障害「授業ダメなど不当」岡山短期大准教授が提訴(毎日新聞)という記事から。
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九州大:日本の大学初のラーニングアナリティクスセンター設置 について考える

アクティブラーニングに取り組んでいる大学の先生方に話を聞くと、その効果として「ゼミの授業がやりやすくなった」と言われることが多いです。

アクティブラーニング型の授業では、学生が何かしらの形でアウトプットをするプロセスがありますから、学生にとってのアウトプットの最上位の形である卒論とそれにつながるゼミでの学習がやりやすくなるのは当然ですね。

そのような効果を、それを感覚的なものではなく、客観的な事実として表すことができれば、検証も可能になります。

九州大学、日本の大学初「ラーニングアナリティクスセンター」設置(大学ジャーナルオンライン)という記事から。
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